フォルテベローチェ（2018年生、母エーピーモモ）
Forte Veloce
2018.03.11
フォルテベローチェ（2018年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強い(伊)+速い(伊)」。毛色は芦毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時9歳）と交配したエーピーモモが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。主な勝ち鞍は2022年のただパパ大阪に行っても仲良くしてね杯(一般C1二)。
経歴
デビュー前
清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2020年）
12月13日、デビュー戦は藤井勘一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。
3歳（2021年）
2月21日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、5着に終わった。
3月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったサンライズゴラッソに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
3月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤井勘一郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。
12月29日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
4歳（2022年）
1月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
2月2日、中1週で迎えた7戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
3月9日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したエクスプレスにハナ差届かず2着に甘んじた。
3月22日、中1週で迎えた9戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、ただパパ大阪に行っても仲良くしてね杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリチェルカに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4月10日、中2週で迎えた10戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた11戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、サマーソルトにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
5月17日、中1週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカウイダンスに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。
6月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジャーミネイトに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
10月10日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、リオアスナブル生誕記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた15戦目は、たむらかずき誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた16戦目は、相続をちょっとシンプルに杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた17戦目は、能登波の花賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったヤマカツレオンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
デビュー前
佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。
デビュー前
佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。
5歳（2023年）
3月12日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、ショコ壱番屋来場記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったハイアーグラウンドに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
4月4日、中2週で迎えた20戦目は、三番叟賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロバリアスピードに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
4月18日、中1週で迎えた21戦目は、湖南賞（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
5月14日、中3週で迎えた22戦目は、能登麦屋節賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。
5月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
6月27日、中3週で迎えた24戦目は、金沢競馬公式チャンネル特番生配信記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた25戦目は、楽天ポイントでネット投票賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた26戦目は、モントレージャズフェスティバルイン能登特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったアルカウンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。