エリモターン（1983年生、母サプルメント）

エリモターン（1983年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナリテイ（当時16歳）と交配したサプルメントが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地6戦1勝、中央障害16戦4勝2着3回。1989年の京都大障害（春）(重賞)に勝利した他、1987年の小倉障害ステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は450kg。鞍上は田所清広騎手。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

1月19日、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所清広騎手。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

2月16日、4歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所清広騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

3月1日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所清広騎手。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月15日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田所清広騎手。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ケーティライズに交わされて1馬身1/4差の1着勝利を挙げた。

11月1日、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所清広騎手。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

11月29日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイナインから2馬身半差の2着となった。

4歳（1987年）

1月5日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で藤原哲朗騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーバガボンドから7馬身差の2着となった。

1月17日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で藤原哲朗騎手。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月24日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で藤原哲朗騎手。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月8日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で藤原哲朗騎手。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチモスマイルから5馬身差の2着に敗北した。

2月22日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は7戦連続で藤原哲朗騎手。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキカネールに4馬身の差をつけて勝利を物にした。

5月17日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は原田聖二騎手。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツシバオーをクビ差制して勝利を手にした。

6月28日、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマンノタイガーに半馬身の差をつけて勝利した。

7月26日、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月1日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月20日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で藤原哲朗騎手。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6歳（1989年）

4月8日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で藤原哲朗騎手。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3270m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原哲朗騎手。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のキタヤマリィフォーに2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。