プルーヴダモール（2012年生、母プルーフオブラヴ）

プルーヴダモール（2012年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛の証（仏）。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時14歳）と交配したプルーフオブラヴが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝、中央障害8戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月24日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は438kg。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグロウミングティアに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3歳（2015年）

1月10日、中2週で迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月24日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

8月1日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

10月3日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

12月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2016年）

2月20日、中8週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月24日、中8週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月17日、中8週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた12戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルアイザックに1馬身3/4の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

12月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

5歳（2017年）

3月18日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。