メイショウギリー（2003年生、母ファンシーブライド）

メイショウギリー（2003年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋（至福への）案内人」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時18歳）と交配したファンシーブライドが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は寺越政幸。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

5月13日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた4戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

8月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（3戦0勝）。17頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田村太雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るホブノブを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

10月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。