ナムラハヤテオー（2003年生、母アワシャ）

ナムラハヤテオー（2003年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋織田信長の愛馬の名＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時9歳）と交配したアワシャが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のヤングジョッキーズステージ。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月26日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた2戦目は、3歳戦の牡丹賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月30日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上D7四（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブイズエンジェルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラーイメージに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（2007年）

1月5日、連闘で迎えた7戦目は、宮原義典騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグランドストームに2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

3月1日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウエストワードを捕まえ切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンキョウアタックに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

4月25日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロングユニバーサルに3馬身の差をつけて優勝

5月23日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテイケイジェットに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月24日、中8週で迎えた12戦目は、JA門別馬舞米特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、CHAO特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。