シルクマキシマム（1995年生、母Kostroma）

Silk Maximum

1995.03.26

シルクマキシマム（1995年3月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のStorm Cat（当時12歳）と交配したKostromaが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦3勝。主な勝ち鞍は1999年の伏拝特別(500万下)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額6,000万円（12万×500口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

4歳（1999年）

7月10日、デビュー戦は青木芳之騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず15着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコンゴウビジンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の伏拝特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のベルベットスマイルをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

5歳（2000年）

7月16日、約9か月半の休養明けで迎えた5戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウエスタンソロモンをクビ差だけ差し切って3勝目を奪取した。

6歳（2001年）

11月17日、約15か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の相模湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦2勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた10戦目は、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。