アトラクティヴ（2016年生、母シンハディーパ）

Attractive

2016.01.17

アトラクティヴ（2016年1月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「魅力的な」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したシンハディーパが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤英子によって4,428万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月19日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のガロシェをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

5月19日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの村上特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたショウナンバニラ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2020年）

1月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

2020年5月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。