アルカロッチスター（1997年生、母グレイスロッチ）

アルカロッチスター（1997年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のアルカング（当時9歳）と交配したグレイスロッチが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方24戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上島牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、上島牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、田中春美によって430.5万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月23日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月9日、中8週で迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4歳（2001年）

2月10日、中8週で迎えた8戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた9戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳江涼騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳江涼騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で徳江涼騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月12日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で徳江涼騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュークダーバンから1馬身差の2着となった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で徳江涼騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルカンエースからアタマ差の2着に甘んじた。

6月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で徳江涼騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた17戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で徳江涼騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で徳江涼騎手（10戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンシーザーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

9月23日、中5週で迎えた19戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、ブロンズコレクター賞（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた20戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（高崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は徳江涼騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリカツヒメから1馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳江涼騎手（14戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳江涼騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で徳江涼騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で徳江涼騎手（17戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月13日、中9週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた28戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で徳江涼騎手（18戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた29戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で徳江涼騎手（19戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で徳江涼騎手（20戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた31戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、ホースパラダイス群馬杯（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。