カツヒメ（2014年生、母キクノセンヒメ）

Katsuhime

2014.04.16

カツヒメ（2014年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝姫」。毛色は栗毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時5歳）と交配したキクノセンヒメが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2017年の一般C2-9。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 19戦5勝 [5-1-2-11/19]
• 総賞金 国内: 128万円
• 生年月日: 2014年4月16日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 栗毛
• 厩舎: 土井道隆 佐賀
• 馬主: 組）ウィル
• 生産者: （有）ビッグレッドファーム
• 抹消情報: 中央：2017年1月15日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 4馬身

ベストレース

• レース名: 2歳新馬
• 日付/馬齢: 2016年12月10日/2歳
• コース: 中山ダート1800m 右
• 着順: 7着
• オッズ/人気: 76.4倍/12番人気
• 馬番/頭数: 13番/14頭
• 天候: 晴 11.8℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍遅
• レースラップ: 平均=12.9/ラスト=13.7
• レースペース: 稍ハイ
• 通過順位: 8-8-5-6
• 馬体重 増減: 430kg
• 騎手 斤量: 丹内祐次 54.0kg

血統

概要

母のキクノセンヒメは中央3勝（中京ダ[1700m],新潟ダ[1800m],阪神ダ[1800m]）。祖母のヤマノケントップは中央平地1戦0勝。父のアイルハヴアナザーは海外G1・3勝（米国ダ[3勝]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
牡	Lyphard	6×4	7.81%
牡	Northern Dancer	6*6*6*7*7×5*6	10.93%
牡	Hail to Reason	6*7×5	5.46%
牡	Princequillo	6*7×7	3.12%
牡	Turn-to	7×6*7*7	3.9%
牡	Native Dancer	7*7×7	2.34%
牡S	Mr. Prospector	5*5	6.25%
牡S	Danzig	5*5	6.25%
牡S	Raise a Native	6*6*7	3.9%
牡S	Nashua	7*7*7	2.34%
牡S	Ribot	7*7	1.56%
牡S	Never Bend	7*7	1.56%
牡M	Sir Gaylord	6*6	3.12%
牡M	Fair Trial	7*7	1.56%
牡M	Tom Fool	7*7	1.56%
牝	Goofed	7*7×5	4.68%
牝M	Almahmoud	6*7	2.34%
牝M	Lady Angela	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Flower Alley 2002 （USA）		Distorted Humor 1993 （USA）	フォーティナイナー	Mr. Prospector
				File
			Danzig's Beauty	Danzig
				Sweetest Chant
		プリンセスオリビア 1995 （USA）	Lycius	Mr. Prospector
				Lypatia
父 アイルハヴアナザー 2009 （USA）			Dance Image	Sadler's Wells
				Diamond Spring
		Arch 1995 （USA）	Kris S.	Roberto
				Sharp Queen
父の母 Arch's Gal Edith 2002 （USA）			Aurora	Danzig
				Althea
		Force Five Gal 1994 （CAN）	Pleasant Tap	Pleasant Colony
				Never Knock
			Last Cause	Caucasus
				Last Bird
母の父 キングヘイロー 1995 （JPN）		ダンシングブレーヴ 1983 （USA）	Lyphard	Northern Dancer
				Goofed
			Navajo Princess	Drone
				Olmec
		グッバイヘイロー 1985 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
母 キクノセンヒメ 2006 （JPN）			Pound Foolish	Sir Ivor
				Squander
		トニービン 1983 （IRE）	カンパラ	Kalamoun
				State Pension
母の母 ヤマノケントップ 2000 （JPN）			Severn Bridge	Hornbeam
				Priddy Fair
		セノエダンサー 1987 （JPN）	アンバーシャダイ	ノーザンテースト
				クリアアンバー
			セノエマドンナ	ピツトカーン
				ダマスカスクイーン

血統分類

• サイアーライン: フォーティナイナー系
• ファミリーナンバー: 3-j

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2017/11/23 佐賀	ダ1750m 良 曇	うお座特選	キョウワエルフ 2.3	9 / 12	7枠 9番	川島拓	54kg	80.4	8人	11-11-11-10	40.4	446	-9
2017/10/28 高知	ダ1400m 重 雨	一般C2-5	トラストレイカ 2.7	10 / 12	8枠 12番	西森将司	54kg	26.9	6人	12-12-12-11	39.7	455	-5
2017/10/14 高知	ダ1300m 稍 曇	チャーテの酢の物特別	グローリーキング 4.0	9 / 10	8枠 9番	赤岡修次	54kg	15.6	3人	6-6-7-9	42.1	460	+3
2017/09/30 高知	ダ1400m 重 晴	ファイナルレース	ウインバレリーナ 1.3	3 / 10	4枠 4番	赤岡修次	54kg	2.4	1人	9-8-8-5	41.0	457	0
2017/09/18 高知	ダ1400m 不 晴	祝中西厩舎開業特別	クインズトロブラボ 0.5	2 / 12	7枠 9番	赤岡修次	54kg	7.1	4人	9-9-7-2	40.2	457	-2
2017/09/02 高知	ダ1300m 良 晴	魚梁瀬杉特別	フリビオン 0.9	7 / 9	3枠 3番	赤岡修次	54kg	38.5	6人	6-7-6-7	40.9	459	+3
2017/08/20 高知	ダ1400m 稍 晴	一般C2-9	(メモリーバッカス) -0.2	1 / 11	1枠 1番	赤岡修次	54kg	2.9	1人	3-4-3-1	41.1	456	+8
2017/07/29 高知	ダ1300m 良 晴	ファイナルレース	グローリーキング 0.5	3 / 11	6枠 6番	赤岡修次	54kg	4.3	1人	5-5-3-2	40.4	448	0
2017/07/17 高知	ダ1300m 良 晴	一般C2 12	オーバーラッキー 1.6	5 / 11	8枠 11番	木村直輝	53kg	54.9	8人	6-8-8-8	40.4	448	+2
2017/07/02 高知	ダ1400m 不 晴	一般C2-8	ナムラサラ 2.1	7 / 9	5枠 5番	中田貴士	54kg	12.9	7人	5-8-7-6	40.3	446	0
2017/06/17 高知	ダ1400m 良 曇	一般C2 11	サンフレイム 2.7	8 / 10	4枠 4番	林謙佑	53kg	7.6	4人	6-6-6-7	43.9	446	0
2017/05/27 高知	ダ1300m 重 晴	一般C2-8	キクノグラード 6.5	9 / 9	5枠 5番	林謙佑	53kg	5.6	2人	9-9-9-9	41.4	446	0
2017/05/07 高知	ダ1400m 良 晴	カ-ネーション特別	トラストティール 1.0	5 / 10	7枠 8番	林謙佑	53kg	3.0	2人	6-6-6-7	41.7	446	-1
2017/04/16 高知	ダ1300m 重 晴	ファイナルレース	(ピアス) -0.3	1 / 12	4枠 4番	林謙佑	53kg	1.8	1人	2-2-2-1	40.0	447	+13
2017/03/28 高知	ダ1300m 重 晴	一般C3-4	(トモノマックス) -0.1	1 / 10	3枠 3番	林謙佑	53kg	3.4	2人	3-3-2-2	40.9	434	+5
2017/03/12 高知	ダ1300m 良 晴	3歳	(タルトフリュイ) -0.3	1 / 11	8枠 10番	郷間勇太	54kg	2.1	1人	3-3-3-2	40.7	429	-4
2017/02/21 高知	ダ1300m 重 晴	3歳	(アハデコノヨヲ) -0.8	1 / 8	8枠 8番	郷間勇太	54kg	3.1	1人	5-5-4-2	40.9	433	+3
2017/01/07 中山	ダ1800m 良 晴	3歳未勝利	ハイランドピーク 3.8	10 / 16	7枠 13番	松岡正海	54kg	280.5	12人	13-13-12-13	40.8 / 38.6	430	0
2016/12/10 中山	ダ1800m 良 晴	2歳新馬	セダブリランテス 1.9	7 / 14	8枠 13番	丹内祐次	54kg	76.4	12人	8-8-5-6	41.2 / 40.0	430

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月10日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3歳（2017年）

1月7日、中3週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた3戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアハデコノヨヲに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタルトフリュイを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

3月28日、中1週で迎えた5戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトモノマックスを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月16日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のピアスに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、カ-ネーション特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2 11（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-9（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメモリーバッカスに1馬身の差をつけて優勝

9月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、祝中西厩舎開業特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったクインズトロブラボに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、チャーテの酢の物特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた19戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、うお座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。