オヤマエクスプレス（2002年生、母ミストリポス）

オヤマエクスプレス（2002年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名（福島市）＋急行」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時14歳）と交配したミストリポスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、上水牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、木下秀一によって1,050万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月28日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月26日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4歳（2006年）

2月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オイスターに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエニーモアを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月19日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月7日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。