コパノスウィープ（2013年生、母サムタイムレーター）

コパノスウィープ（2013年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋掃除する。母父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のオレハマッテルゼ（当時13歳）と交配したサムタイムレーターが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方26戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片岡博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、西村和夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林祥晃によって216万円で落札された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月30日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で義英真騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で義英真騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3歳（2016年）

8月24日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のキングダッシュをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のクラウンホイールに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月21日、中2週で迎えた14戦目は、かぼちゃ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月9日、中2週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、マーティンクリベーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、エゾヤマザクラ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた23戦目は、ビオラ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、新冠町判官館森林公園賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた25戦目は、日高地区測量設計協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた26戦目は、ベニバナ特別（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた27戦目は、ひまわりの町ほくりゅう特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた28戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR門別第1戦（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた29戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、Bリーグ賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、鳳仙花特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた31戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、芳醇なワインの産地空知特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた32戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた33戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアイファーメリッサを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝