ヴィクトリアピース（2016年生、母ツルマルワンピース）

ヴィクトリアピース（2016年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝利の女神（ローマ神話）＋母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時9歳）と交配したツルマルワンピースが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月19日、デビュー戦はB.アヴドゥラ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のギルマに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黄菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4歳（2020年）

5月9日、約18か月の休み明けで迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。