スペシャルグリーン（2001年生、母スリーフェアリー）

スペシャルグリーン（2001年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋緑」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時6歳）と交配したスリーフェアリーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月30日、デビュー戦はV.エスピノーザ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた2戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚がパッとせず17着に終わった。

3歳（2004年）

8月1日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4歳（2005年）

9月17日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシップスドアに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中7週で迎えた6戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

5歳（2006年）

2月26日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。