ハイパーエックス（2002年生、母プレミアクロス）

経歴

デビュー前

2歳（2004年）

9月25日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は483kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリードスターから1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2005年）

2月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、グロウブリザードに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のバニラインザムードを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月11日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたゴールドサターン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るバトルアスリートを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

8月8日、中7週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（6戦2勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月28日、中8週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。