エビスヒメ（2001年生、母エビスクレバー）

Ebisu Hime

2001.04.11

エビスヒメ（2001年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアマジックマン（当時9歳）と交配したエビスクレバーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）恵比寿牧場。戦績は、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

本間光雄厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2004年）

1月29日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた2戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったユーエスプリティーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハヤテチャンピオンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月22日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4歳（2005年）

1月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた11戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

2月16日、中4週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた12戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。