メイショウゴウリキ（2015年生、母ベストオブチャンス）

メイショウゴウリキ（2015年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+剛力」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時8歳）と交配したベストオブチャンスが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。2021年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入った他、2020年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月18日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したサトノワルキューレにアタマ差届かず2着となった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

3歳（2018年）

3月4日、中8週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月19日、中6週で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた10戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

10月13日、中5週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた13戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルレオーネに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2019年）

10月26日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内雨/重）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳（2020年）

5月9日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月14日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小坂忠士騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小坂忠士騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中5週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小坂忠士騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小坂忠士騎手（10戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小坂忠士騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2021年）

5月22日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で小坂忠士騎手（12戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッコーメヴィウスから約12馬身差の2着となった。

10月9日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小坂忠士騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。