アイガイッパイ（2020年生、母ナルミチャン）

Aiga Ippai

2020.05.08

アイガイッパイ（2020年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛が一杯」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したナルミチャンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日東牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月18日、デビュー戦は小林美駒騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

6月10日、中7週で迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦のナティレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月25日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4歳（2024年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンカグヤヒメに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。