スピードビッグベン（1987年生、母ミドリフアースト）

スピードビッグベン（1987年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルニジンスキー（当時10歳）と交配したミドリフアーストが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は柴田政見騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のキタノテイオーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月3日、中4週で迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

11月24日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

4歳（1991年）

1月15日、中3週で迎えた6戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北川和典騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。