カネヒメユリ（1988年生、母カネナデシコ）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

11月11日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（1991年）

6月8日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた7戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋司騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた10戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（1992年）

1月6日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、5歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた14戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングエナジーから半馬身差の2着となった。

9月26日、連闘で迎えた16戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドブレストをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、ブリーディングカップ（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は千田知幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングキングをクビ差制して2勝目をつかんだ。

11月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千田知幸騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。