ミヤギマジック（2007年生、母ジェイドマジック）

ミヤギマジック（2007年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したジェイドマジックが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、菅原光博によって609万円で落札された。

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月13日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月31日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着を確保した。

12月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2010年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

1月24日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月25日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村田一誠騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

7月17日、中7週で迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた11戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた13戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

12月7日、中1週で迎えた16戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4歳（2011年）

1月4日、中3週で迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、初詣特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。