フローズンロープ（2011年生、母ベルエアシズル）

フローズンロープ（2011年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「弾丸ライナー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のAwesome Again（当時17歳）と交配したベルエアシズルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦2勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台コーポレーションから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって2,415万円で落札された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサウススターマンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキタサンウンゲツに1馬身1/4の差をつけて制した。

5月4日、中6週で迎えた3戦目は、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

9月7日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1000万下の西日本スポーツ杯（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

10月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の円山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

4歳（2015年）

3月22日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の洲本特別（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、’15 メトロポリタンエイプリルカップ競走（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。