ロセウス（2011年生、母ピンクキャンドル）

ロセウス（2011年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ピンク色（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のコンデュイット（当時6歳）と交配したピンクキャンドルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2 38。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月1日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月14日、中6週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

8月24日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月4日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月15日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり最後はアドマイヤサンダーと並んで4着同着となった。

11月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るタケノフォースターを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のムーンシャインに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月10日、中1週で迎えた14戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったオーバルライトにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月7日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、夢見月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（9戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた17戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。