ヤマニンアラーム（1990年生、母ヤマニンロンプ）

Yamanin Alarm

1990.03.30

ヤマニンアラーム（1990年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時15歳）と交配したヤマニンロンプが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田 光夫。戦績は、中央平地7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浅見国一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

11月29日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクラウンシチーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、エーコーラメスに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1993年）

1月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、インターマナスルに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るネオフライトを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

2月21日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた7戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の芝桜賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。