スクールオブアート（1992年生、母ノーザンドーター）

スクールオブアート（1992年4月22日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキャロルハウス（当時7歳）と交配したノーザンドーターが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、中央障害1戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月4日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたヘキウン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホッカイマティスを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1996年）

2月4日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

12月14日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

5歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

2月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 雪/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3月29日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、5歳以上500万下の韓国騎手招待（2）（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた12戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のラルムスに6馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた13戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた14戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1998年）

1月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。