ポピュリズム（2017年生、母レリッシュザソート）

ポピュリズム（2017年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大衆主義」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したレリッシュザソートが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

5月2日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクレデンザを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。17頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトーホウラデンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中3週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のブラックアモーレを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月22日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に敗れた。

4歳（2021年）

6月20日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。

7月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの恵山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた9戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。