マチカネハナアラシ（2005年生、母マチカネヒザクラ）

マチカネハナアラシ（2005年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花嵐」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時13歳）と交配したマチカネヒザクラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上。

経歴

デビュー前

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2008年）

11月3日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、フロンティア賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスボルトに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラオタルに約16馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2009年）

1月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた5戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。