クローザー（2004年生、母ノーアカウント）

Closer

2004.04.03

クローザー（2004年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「野球の抑え投手」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時14歳）と交配したノーアカウントが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川 新一。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石川新一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって903万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、前田幸治によって1,732.5万円で落札された。

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

8月20日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2007年）

6月16日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。