ドウカンヒメ（1990年生、母アラカワヒメ）

ドウカンヒメ（1990年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のドウカンヤシマ（当時10歳）と交配したアラカワヒメが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

6月13日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 小雨/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（1993年）

6月12日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のザオウジョオーをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月29日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で芹沢純一騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた14戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。