サンライズカナロア（2015年生、母ストリートスタイル）

サンライズカナロア（2015年1月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時7歳）と交配したストリートスタイルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月9日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月22日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2018年）

4月8日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴォルフスブルクを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月12日、中4週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月25日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦1勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、レッドルドラに半馬身交わされて2着となった。

9月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月16日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下の桑名特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（3戦1勝）。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（2019年）

2月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい18着に敗れた。

4月7日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルパッセを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

5月18日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

8月17日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの戸畑特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月27日、中9週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの壬生特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に終わった。

5歳（2020年）

5月10日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2020年6月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月19日、中9週で迎えた15戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ファイヤーワークスカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた16戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月27日、中6週で迎えた17戦目は、エトワール賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

10月4日、連闘で迎えた18戦目は、上冬賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた19戦目は、初霜月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。