サカエスキーナ（1995年生、母サカエパール）

サカエスキーナ（1995年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時18歳）と交配したサカエパールが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永隆範。戦績は、地方43戦12勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年のルビー特別(アラ系一般A)。

経歴

デビュー前

今井光三厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1997年）

9月8日、デビュー戦は山下誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンファイトに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1998年）

5月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャロームレオにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジスターレットに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月1日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカミノチカラに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月29日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーセフトに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下誠騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカムイクインに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月23日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下誠騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロマネスククインを3/4馬身振り切って制した。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下誠騎手（9戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた11戦目は、手取賞（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山下誠騎手（10戦6勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

4歳（1999年）

4月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山下誠騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブリーシャークに5馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

5月18日、中5週で迎えた13戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山下誠騎手（12戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、水無月特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下誠騎手（13戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

6月13日、中1週で迎えた15戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるケイエスマジックを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユキノアローを半馬身振り切って8勝目を収める

7月12日、中1週で迎えた17戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた18戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイエスマジックを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた19戦目は、きりこ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、リードを2馬身以上キープして、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒミノクイーンに1馬身半の差をつけて優勝

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月2日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、内灘特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハヤテスーパーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月29日、中1週で迎えた23戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイムズネフューを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた24戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイシノシュウホウに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月26日、中1週で迎えた25戦目は、アラブウインターカップ（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5歳（2000年）

4月2日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、菊桜特別中日スポーツ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた27戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた28戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

6月26日、中7週で迎えた29戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下誠騎手（14戦7勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（15戦7勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた31戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（16戦7勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

10月29日、約3か月の休み明けで迎えた32戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下誠騎手（17戦7勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月10日、中1週で迎えた35戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（18戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（19戦7勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプランターセットに1馬身の差をつけて制した。

6歳（2001年）

1月18日、中3週で迎えた37戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、大寒特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた38戦目は、りゅうこつ座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた39戦目は、雨水特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月8日、中5週で迎えた40戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた41戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた43戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。