ゴルデンキャピタル（1990年生、母ホーエンホーロウ）

ゴルデンキャピタル（1990年6月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時12歳）と交配したホーエンホーロウが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着4回、地方19戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のB2ロ。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

3月27日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた2戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったリワードパフィンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月5日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、逃げるミヤノキリコを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中6週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウジョージにアタマ差届かず2着となった。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブライアントホークに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1994年）

1月5日、中7週で迎えた14戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドソロンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた15戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた16戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は山内和明騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクトクダイヤからクビ差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた17戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミステリードールに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月27日、中2週で迎えた18戦目は、たんぽぽ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた20戦目は、B2ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手（5戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイスターに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、鈴木真一騎手を鞍上に迎えて、月見草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月20日、中7週で迎えた22戦目は、きりつぼ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山内和明騎手（6戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた23戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（7戦3勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカタイカンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のリーチボーイに5馬身の差をつけて優勝

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドハンターをクビ差制して5勝目を獲得した。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、静岡県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山内和明騎手（11戦5勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた28戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山内和明騎手（12戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1995年）

1月2日、中1週で迎えた29戦目は、ニューイヤー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山内和明騎手（13戦5勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた30戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた31戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山内和明騎手（14戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた32戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。