アドマイヤグレイト（2003年生、母ドラゴンティーナ）

アドマイヤグレイト（2003年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋素晴らしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時18歳）と交配したドラゴンティーナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地2戦1勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

8月12日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシベリアンスパーズに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2007年）

11月23日、約11か月半の休み明けで迎えた3戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた4戦目は、フェニックス特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

5歳（2008年）

1月3日、中2週で迎えた5戦目は、新春特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳健一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月9日、中2週で迎えた7戦目は、如月特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳健一騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエニフに6馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳健一騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月13日、中4週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた9戦目は、マーガレット特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳健一騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。