ケムマキ（2009年生、母ナムラヒスイ）

Kemumaki

2009.05.09

ケムマキ（2009年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時7歳）と交配したナムラヒスイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

安池成実厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2011年）

8月20日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は456kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、エスティビオーレに半馬身交わされて2着となった。

11月8日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた5戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3歳（2012年）

1月4日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、パワフルサンデーに3/4馬身交わされて2着となった。

1月24日、中2週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

5月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月22日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のトチノシルバーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。