ココモローズ（2021年生、母マイネホコモモラ）

ココモローズ（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名をもじって+母父名より。語呂が良く、愛らしい」。毛色は芦毛。種牡馬のスノードラゴン（当時13歳）と交配したマイネホコモモラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2025年の一般C1五。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月1日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3歳（2024年）

5月19日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず12着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったペレグリンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた6戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた8戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、川越藩のお蔵米記念（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったエイシンスコッティに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中6週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、越生梅林賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、幸手桜と菜の花賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた13戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、雛芥子特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1五（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブリリアントスピカに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月24日、中3週で迎えた15戦目は、粕壁宿特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ファストレーンに交わされて1馬身差の2着となった。

7月22日、中3週で迎えた16戦目は、ルビー特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた17戦目は、涼風特別（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プローラーティオーに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月26日、中5週で迎えた18戦目は、中山遥人騎手を鞍上に迎えて、曼珠沙華特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のオニアシに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月27日、中3週で迎えた19戦目は、秋陽特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中山遥人騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた20戦目は、群馬県畜産協会長賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中山遥人騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。