カガヤキテンマ（2022年生、母ラパンノワール）

Kagayaki Temma

2022.05.30

カガヤキテンマ（2022年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミスターメロディ（当時7歳）と交配したラパンノワールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飛渡牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

上杉昌宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

12月1日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヘニングセンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るルナリオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったコスタデラルスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の呑川賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のシビックドリームを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3月13日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月4日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、梨木坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったリトルビッグホーンにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、六角坂賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた8戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた9戦目は、貴船坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたワールドエイム決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、大黒坂賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ブーヤカに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中4週で迎えた11戦目は、権之助坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で矢野貴之騎手（10戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のシャープムスタングに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、神楽月賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で矢野貴之騎手（11戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のアジアジェニファーに1馬身3/4の差をつけて制した。

12月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で矢野貴之騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。