ビービーローレライ（2020年生、母マスターギラティナ）

B B Loreley

2020.04.25

ビービーローレライ（2020年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したマスターギラティナが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は芳住 鉄兵。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

9月15日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のホクレン「くるるの杜」賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

11月3日、中4週で迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の軽種馬農協と共に走る特別（門別ダート1100m 雨/重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず3着に終わった。

3歳（2023年）

4月26日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴェニスクィーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったエルナーニに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、楽しもう!日高町WEEK賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルンルンマルタンに4馬身の差をつけて2勝目を収める

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上C34 C41（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレイシンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

7月26日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、カスミソウ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、グレヴィスタにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、静内ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月21日、中5週で迎えた11戦目は、JAバンクよりぞう特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた12戦目は、にぶたに湖賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、本年開設!「なまちゃき」特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（11戦3勝）。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、ペテガリ岳賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で桑村真明騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のアルマロベイラに2馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。