ディベルティスマン（2022年生、母レディオブキャメロット）

Divertissement

2022.02.14

ディベルティスマン（2022年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「余興(仏)、バレエ用語」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したレディオブキャメロットが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、MarengoRacingによって3,300万円で落札された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月2日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったアロヒアリイにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3歳（2025年）

1月6日、中8週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたマイネルゼウス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったピックデムッシュに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月27日、中5週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月3日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。