ヒシサバイブ（1997年生、母ヒシフューチャー）

Hishi Survive

1997.05.01

ヒシサバイブ（1997年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時13歳）と交配したヒシフューチャーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害5戦0勝。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月5日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤年毅騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝2300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナスノトライに交わされて5馬身差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

11月26日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤年毅騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2001年）

1月14日、中3週で迎えた14戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた17戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。