タリーホウ（2002年生、母コウマンサウンド）

タリーホウ（2002年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「狐狩りなどで猟犬をけしかける掛け声」。毛色は栃栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時15歳）と交配したコウマンサウンドが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月26日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は540kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月5日、中9週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月13日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

9月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月15日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2006年）

4月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、J.リデル騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。