ベルモントエデン（2008年生、母ベルモントズズ）

ベルモントエデン（2008年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋楽園」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時21歳）と交配したベルモントズズが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2 36。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月29日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は570kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月26日、中7週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月16日、中5週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた5戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリネントワイニングに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 39（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったボルトソングに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマコトハドロンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月14日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。