マルモリプリンセス（2013年生、母ソノフェリーチェ）

マルモリプリンセス（2013年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスウィフトカレント（当時12歳）と交配したソノフェリーチェが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）冨岡牧場。戦績は、地方12戦2勝。主な勝ち鞍は2015年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、セントラルファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2015年）

11月19日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオハルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中3週で迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサウンドホース賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2016年）

1月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の若水特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雪晴賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつばめ賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトリプルアローに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月31日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、雷光賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月15日、中5週で迎えた9戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、イカヅチ賞（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の初茜特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた12戦目は、一度は来てみて!湘南にのみや特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。