ファルブサンダー（2012年生、母ヘヴンズカーニバル）

ファルブサンダー（2012年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より＋母父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のファルブラヴ（当時14歳）と交配したヘヴンズカーニバルが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、地方20戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

嶋田幸晴厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

11月28日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は514kg。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキラキラブーケに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

2月5日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月30日、中7週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月11日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月10日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月22日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったソウブテイオーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のドリームハートに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月19日、中3週で迎えた12戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた13戦目は、神楽月特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、向寒特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた15戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ジョイホース横浜賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4歳（2016年）

5月9日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、須賀さん事務長復帰記念杯（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、「エーティーオーナーズML」V3（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた19戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。