メンドロントット（2021年生、母グレナディーン）

メンドロントット（2021年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「済州島の方言で気分よく、あたたかい(ハングル)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したグレナディーンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年のナイスサドル特別。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、小林善一によって1,980万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月13日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は554kg。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月7日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったマサノロイヤルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

5月4日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた5戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた6戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のフォレストゲートを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4歳（2025年）

1月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤翔馬騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた9戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3月13日、中6週で迎えた10戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤翔馬騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。