サンデースクリーン（1994年生、母ネクストムービー）

サンデースクリーン（1994年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時8歳）と交配したネクストムービーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地20戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

8月11日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた3戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3歳（1997年）

4月26日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本美純騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本美純騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサムソンゼットをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月12日、中6週で迎えた13戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の渡利特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の相馬特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月30日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（11戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月14日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（1998年）

1月10日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（13戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた20戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。