ブラックフライデー（2010年生、母マイティーボタン）

ブラックフライデー（2010年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋金曜日」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時9歳）と交配したマイティーボタンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、KStableによって640.5万円で落札された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月1日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

3月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入った。

4月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

6月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のキセキノチャンスを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月18日、中7週で迎えた8戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。