カシマブロッサム（2013年生、母カシマトレジャー）

カシマブロッサム（2013年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋開花」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したカシマトレジャーが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月8日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 雨/良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、アシュワガンダに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2016年）

1月17日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のラインセイラに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。