ショウナンマジック（2009年生、母トウショウピカイチ）

ショウナンマジック（2009年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魔法、魔術」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時11歳）と交配したトウショウピカイチが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって105万円で落札された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

3月18日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて15着に終わった。

6月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

8月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で杉原誠人騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で杉原誠人騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月21日、中4週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた8戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、香林坊ラモーダ1周年特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、おんねも祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、OEKコンサート特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2013年）

3月12日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた13戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、恋路賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた14戦目は、銭五俳句大会特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。