パームビーチ（2022年生、母ガニエ）

Palm Beach

2022.03.16

パームビーチ（2022年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時9歳）と交配したガニエが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井 哲。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

池田忠好厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2024年）

5月18日、デビュー戦は金山昇馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーホープフルデビュー（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり4着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた2戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の佐賀競馬専門紙通信社e新聞賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アオイノユメに交わされて1馬身差の2着となった。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシェナマッハに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、シスアールに交わされて1馬身差の2着となった。

10月6日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のムーンオブザエースに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月4日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのネクストスター佐賀（JRA 級認定）（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のベテルギウス特別（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。4頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい3着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

3歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

2月6日、中4週で迎えた10戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るユイウィッシュを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

3月9日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の古伊万里特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月3日、中7週で迎えた12戦目は、3歳戦のホープスター特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧巻の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた13戦目は、一般B7（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

6月1日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、3歳オープンの九州優駿栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg戻して迎えた15戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。