イサミサン（1993年生、母エクセルレディ）

Isami Sun

1993.04.21

イサミサン（1993年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時12歳）と交配したエクセルレディが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は滝本 健二。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月9日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中京ダート1000m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったマークリマニッシュに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロングハヤトをハナ差振り切って初白星を挙げた。

4月21日、中2週で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

4歳（1997年）

3月8日、約10か月の休み明けで迎えた6戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。