ミザントロープ（2013年生、母カインドオブブルー）

Misanthrope

2013.02.22

ミザントロープ（2013年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人間嫌い（仏）、モリエールの戯曲より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時14歳）と交配したカインドオブブルーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村 和夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の祝・四国旅行特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月20日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は410kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた5戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月7日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったトサノナデシコを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月22日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、2歳戦の祝・四国旅行特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のタッスイガハイカンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた12戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の冬でもナイター特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。